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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「どうせ僕なんて」と落ち込む小5に「そんなことない」は逆効果…たった1つの問いかけで《人生の物語》の1行目が始まる

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子供が自己嫌悪に陥ったとき、「そんなことないよ」「次は頑張ろう」などと語りかけていませんか?(写真:わたなべりょう / PIXTA)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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親が指導者ではなく共同執筆者でいるために、やってはいけないこと、やるべきこともご紹介します。

【やってはいけない3つのこと】
①「そんなことないよ」と即座に否定する
②「こう考えなさい」と正しい考え方を教える
③「次は頑張ろう」と未来の話にすり替える
【やるべきたった1つのこと】
「そのとき、どう感じた?」と問いかける

これだけです。拍子抜けするほどシンプルですが、決定的に効きます。

返ってくる言葉は、「わかんない」「ムカつく」くらいの短いものかもしれません。悪態をつくかもしれません。しかし、それで十分です。大切なのは、スラスラ話せることではなく、「自分の内側を見つめようとする姿勢」が生まれることだからです。ここが自己肯定感の出発点となります。

そして、出てきた言葉には、「そうだったんだね」「それは悔しかったね」と共感するだけです。アドバイスも励ましも、この段階では一切不要、むしろ禁物です。子どもは評価もアドバイスも求めていないからです。

「共感するだけ」は、甘やかしではないのか

ここまでの話を聞くと、こう疑問を持たれるかもしれません。

「共感するだけで、本当に子どもは前に進むのか? それは単なる甘やかしではないか?」

しかし、共感と甘やかしは全く別物です。

甘やかしとは、子どもの「要求」を丸呑みすることです。一方、共感とは、子どもの「感情」を認めることです。「勉強したくない」という言葉の奥にある「今日はつらい」という感情を、そのまま受け止める。行動に同意する必要はありません。ただ、気持ちを認めるだけです。

感情を認められた子どもは、安心感の中で「それでも、やらなきゃいけないことはやる」という力を自分で立ち上げていきます。感情を否定された子どもだけが、やる気を失うのです。

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