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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「どうせ僕なんて」と落ち込む小5に「そんなことない」は逆効果…たった1つの問いかけで《人生の物語》の1行目が始まる

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子供が自己嫌悪に陥ったとき、「そんなことないよ」「次は頑張ろう」などと語りかけていませんか?(写真:わたなべりょう / PIXTA)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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そのために、発想を180度転換してみましょう。子育ては「教える」ことではなく、「一緒に物語を紡ぐ」ことであると。親は、子どもを正しく導く「指導者」ではなく、子どもの人生という物語を隣で一緒に書いていく「共同執筆者」なのです。

指導者は、子どもの言葉を評価し、修正します。「それは違う」「こう考えなさい」と。共同執筆者は、子どもの言葉にまず耳を傾け、「なるほど、今そう感じているんだね」と一緒に物語を広げていきます。

この違いは、小さいようでいて決定的です。前者は子どもを黙らせ、後者は子どもの内面を開きます。

会話例で見る「指導者の親」と「共同執筆者の親」

具体的に会話の流れを見てみましょう。

【指導者としての対応】
子:「どうせ僕なんてダメなんだ」
親:「そんなことないよ! 誰にでも失敗はあるよ。次は頑張ろうね」
子:「……(黙って自室へ)」
【共同執筆者としての対応】
子:「どうせ僕なんてダメなんだ」
親:「そう思ったんだね。どんなときに一番そう感じた?」
子:「……算数のテスト、また悪くて」
親:「そっか、悔しかったんだね」
子:「うん……ほんとは頑張ったのに」
親:「頑張ってたんだね。知らなかったよ」
子:「……計算ミスだったんだよね、今回」

前者では会話が一往復で終わり、子どもは心を閉ざします。後者では、子どもが自分から「頑張った」「計算ミスだった」という新しい物語を紡ぎ始めるのです。親がしたことは、否定せずに問いかけただけ。それだけで、子どもの内面の扉は開くのです。

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