鴨川にはカップルがギッシリと並んでいた。く、く、悔しい……。負け惜しみを抑え切れなかった私は、「3組に1組は離婚するわけだし」「うちの親は5年前から別居中だし」「とはいえ2年前、夫婦で30年ぶりに海外旅行(台湾)に出かけてたから、逆転サヨナラホームランはあるかもだけど」と心の内で騒ぎ散らしながら、逃げるように祇園の町へ……。
伝統的な町家や石畳みの道など、昔ながらの京都を垣間見ることのできる『花見小路』には、パラパラと観光客はいたが、自分のペースでゆったりと歩くことができた。舞妓さんは見当たらなかったが、古き良き京都にタイムスリップしたかのような体験は、あまり大きな声では言いたくないけど、仕事終わりのデートコースに最適かもなって。
清水坂から見た意外な光景
清水周辺に到着したのは21時20分頃だ。私の正直な感想は「まじで面白いくらい誰もいねぇ!」「夜の京都ってこんなに静かだったのか!」「これはちょっとお得すぎる!」といったポジティブな感想を抱いた。

