交友社の山田修平社長は参画の理由を、「65年分・785冊ある『鉄道ファン』のバックナンバーを死蔵するのはもったいない」と語った。
翔泳社書籍編集部の秦和宏部長は、Web上の情報がAIにクロールされ尽くしたと言われる一方で、書籍のようなオフラインのコンテンツは学習されておらず、「情報の真偽が確か」という意味で価値が見直されつつあるとの見方を示した。
あえてau契約者限定にしなかった
なぜ通信会社がこの領域に踏み込むのか。長谷川氏はスマートフォン黎明期を引き合いに出した。アプリマーケットの信頼性が十分でなかった時代に、KDDIは中身を検証したアプリだけを載せる専用マーケットを提供していた。有料コンテンツとAIの掛け合わせが権利の問題で阻まれているのなら、権利者が安心してコンテンツを出せる場を作ることに貢献したい、という理屈だ。
一方で、BuffmeeはあえてauやUQ mobileの契約者向けサービスにしていない。名前にauを冠さず、決済もApp StoreとGoogle Playの一般的なサブスクリプションを採用した。
あえてオープンにしているのは、携帯電話の料金プランに組み込むには「このサービスがついてるのなら、この料金プランを選んでもいいな」と思ってもらえる規模までサービスが育つ必要があるためと長谷川氏は語る。バンドルして価値が出せる水準は、有料会員数で数百万人が目安という。
コンテンツ数は約150から500〜1000への拡大を目指す。当面の目標は今年度末までに、無料会員を含む100万ダウンロードを獲得することだ。


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