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ライフ #廃墟モールの経済学

「町唯一のスーパーが売り上げ低迷で休業」「県への返済も大幅に遅れる」 町が累計6億円超の支援「山形の廃墟モール」の奮闘

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アスモ
空き区画が増えた「アスモ」はどのように立て直しを図っているのか?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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だが構想は断念に至る。コロナ禍と物価・原油価格の高騰により、前提としていた「アスモ」の商業ゾーンを支える商業者の経営が急激に悪化し、長期の経営シミュレーションが崩れたためである。

町が施設を取得する方針

そして商業機能は、ついに底が抜ける。

2025(令和7)年4月、商業スペースを管理していた協同組合が自己破産手続きに入り、「アスモ」の維持が困難な状態となった。

同年9月、核テナントの金十商店が売り上げ低迷を理由に休業。事実上の閉店となった。

現在、中心商店街付近のロードサイドにはツルハドラッグがあり、食料品も扱っているが、食品スーパーはない。金十商店は町唯一のスーパーで、車を持たない高齢者にとって食料品を調達する貴重な場だった。

ロードサイドにぽつんとツルハドラッグがある。少し離れると、ファミリーマート、ココカラファイン、コメリもある(写真:筆者撮影)

そこで公社がフロアの一部を使って、ミニスーパーを開設した。当初、営業は2026(令和8)年3月末までの予定だったが継続を求める町民の声を受け、賃貸契約が同年9月末まで延長され営業を続けている。

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