さらに2026(令和8)年4月、町は破産した協同組合が所有していた「アスモ」の土地・建物と、公社が所有する土地を取得する方針を表明。「新しいアスモの姿を構築・再利用」を図るとしている。
小国町にとって貴重な存在
小さな町のショッピングセンター「アスモ」は、町が6億円もの資金を投じても、ショッピングセンターとしての存続は極めて困難になっている。
一方、今回訪れてみて、地域の中心的存在としての役割は非常に大きいと感じた。小国駅周辺の中心商店街には、ふらっと入れるようなチェーンのファミレス、カフェはない。駅もこぢんまりとしており、待合室のスペースも限られている。
そんな中で、誰でもゆっくり休んだり集ったりできる「アスモ」は町にとって貴重な存在だ。巨大な空き区画を抱え、活気は失っているものの、座って佇む人、雑談をする年配の人たち、友達とわいわいと過ごす中高生の姿があった。町民が必要としている場所なのである。
形は変わったとしても、小国町の中心として受け継がれていくだろう。
山形県小国町『小国町議会会議録』
全国商工出版サービス『Shokokai 地域を結ぶ総合情報誌』1998.6
中小企業診断協会『商業集積の活性化マニュアル』1998.9

