日菜さんが選んだ通信教育は、映像授業で学び、週に一度の確認テストで反復するサイクルだ。全国順位が出て、クラス分けもある。
「塾を部屋に持ち込む感じでした」
スケジュールの調整がきくため、小5までは家族旅行など比較的ゆっくり過ごせた。
小6、足りない学習を目的別に補う
悩んだのが小6のときだ。塾では、小6の1学期でほぼすべての学習範囲を終え、夏休みに総復習、秋以降は志望校対策に入る。竜也さんも「通信教育だけで最後までいくのは難しい」と感じていた。
そこで考えたのが、通信教育を土台に、学習に足りないものを目的別に補う方法だ。ケーキでいえば、通信教育がスポンジで、フルーツやクリームをトッピングしていく感じだ。

ちまたには受験サービスがあふれかえっている。竜也さんも最初は何を選べばいいか迷ったが、2つの点に注意して吟味した。①目的を明確にし、それに合ったオンライン講座を選ぶ②家庭で使っているテキスト以外は増やさない――の2点だ。
「例えば、理科と算数は難しく、親が教えきれませんでした。だからテキストを解説してくれるサービスを使いました。模試や過去問の解説は、オンライン家庭教師にお願いするといった感じです」
特に、オンライン家庭教師には助けられた。マッチングには時間がかかったが、日菜さんの志望校の卒業生や、相性の良い講師を見つけることができた。

