一般選抜。大学入学共通テスト利用入試。総合型選抜(日本語による学位取得プログラム)。地域探究・貢献入試。総合型選抜(英語による学位取得プログラム)。帰国生・外国学生を対象とした入試。学校推薦型選抜。そして、学士入試、3年次編入学試験、高等専門学校対象の編入学試験(指定校推薦型)――。
大分類だけでも、これだけの入り口があります。そして、この中の「総合型選抜」「地域探究・貢献入試」「学校推薦型選抜」といった一つひとつの区分の中に、さらに学部ごと、専攻ごとの独自方式がぶら下がっているのです。
政治経済学部のグローバル入試、社会科学部の総合型選抜、文化構想学部の総合型選抜、スポーツ科学部の総合型選抜(トップアスリート入試・スポーツ自己推薦入試など複数)、国際教養学部の総合型選抜、創造理工学部の創成入試、先進理工学部の各種推薦、法学部・文学部・文化構想学部・教育学部・人間科学部・スポーツ科学部の地域探究・貢献入試、各学部の指定校推薦、公募制の学校推薦型……。
学部ごと・方式ごとに掛け合わせれば、早稲田大学だけで数十種類の入り口が存在します。帰国生入試の細目や英語学位プログラムまで含めていけば、その数は百近くにさらに膨らんでいくことになります。
これを、進路指導の中で、一人の先生がすべて把握するのは、率直に言って不可能に近いのが実情です。
先生を責めたいわけでは、まったくない
こう書くと、「では、進路指導の先生が悪いのか」と受け取られてしまうかもしれませんが、私はそんなことを言いたいわけではまったくありません。
高校の先生方は、教科の授業をこなし、生徒指導をし、部活動を見て、日々の膨大な事務仕事を抱えながら、進路指導にも向き合っておられます。そのうえで、早稲田大学だけで数十種類、慶應、上智、MARCH、関関同立、地方国公立まで含めれば、日本全体で数千種類にのぼるであろう推薦入試の全体像を、リアルタイムで把握し続けることを求めるのは、あまりに酷な話です。


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