ちょっと変な話に聞こえますよね。順を追って説明させてください。
たとえば、ラーメンをめちゃくちゃ食べてきて、ラーメンの知識が豊富な人がいるとします。
彼が新しい店に入って一口すすった瞬間、脳内ではこんなことが起きます。
「うーん、スープに奥行きがないな」
「もうちょっと魚介の香りが欲しいな」
「麺の縮れが弱いから、このスープには合ってない」
一方、ラーメンの知識がほとんどない人はどうか。同じ一口で、彼はこう言います。
「うまい!」
これで終わり。なんも考えていないから、うまい!で終わる。
「頭がいい人」は動けなくなる?
これ、実は「知識と行動」の関係と同じです。知識量が多いと、人間は動けなくなるんです。
子供の頃、人前で堂々と発表できていた人が、大人になって「こんなこと言ったら笑われるかも」「変なやつだと思われるかも」と気にして、逆に人前で話せなくなる。
これも同じ構造です。他人の目線や社会的評価という「知識」が増えたことで、動きが鈍っていくわけです。
政治について語るときもそう。「Aという政党のあの政策はいいな」と思っても、頭のいい人はすぐに続きを考え始めます。
「でも、この部分は問題あるよな」
「自分は気にならないけど、こういう発言は誰かを傷つけるかもしれない」
「そもそも、この党の別の政策とは矛盾してないか?」

