市内で随一の観光スポットでは、3組5名の観光客が歩いていた。あまりに人が少ないこともあり、すれ違ったときに「どこから来たの?」「え、日本から来たの?」と話しかけられた。私が「ウェアーアーユーフロン?」と聞いてみたところ、「タジキスタン!」と返ってきた。一緒に写真を撮ろうよと提案されたので、ダブルピースでハイチーズ。
残金650円でレストランに突撃
タジキスタンの人々は、どうやらアジア人が珍しいようだ。市内では誰かとすれ違うたびにジロジロと視線を感じた。私はそのたびに、まるで少年のように「ハロー!」「ジャパン!」と笑顔で手を振った。ほとんどの人は好意的なリアクションを返してくれた。
これは世界を1人寂しく“ぼっち旅”してきた私の経験則なのだが、異国ではニコニコ陽気に振る舞ったほうが、何かと得をすることが多い。おそらく現地の方々に「このアジア人は悪い奴ではなさそうだな」といった印象を与えるのだろう。道を教えてくれたり、食べ物を奢ってくれたり……観光名所を巡るのとはまた違った「旅の思い出」が手に入る。

