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キャリア・教育

「虫の目」「鳥の目」「魚の目」…同じ情報のインプットからまったく違う答えを導き出す人が"3つの目"で見ている景色

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ビジネスにおいては「見る目」の違いが大きな差を生むという(写真:Fast&Slow/PIXTA)
  • ⻆谷 建耀知 株式会社わかさ生活 創業者 代表取締役社長
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では、人々は何に関心を持っていたのか。どんな言葉に反応するのか。どんな世界観に惹かれるのか。そうした感情の流れを見続けていました。魚の目とは、まさにそういう目なのです。

私はたまに「いろいろなアイデアが浮かんで、頭が良いですね」と言われることがありますが、自分のことを頭がいいとは思っていません。単に物事を3つの目で見ることを仕組みとして、実行しているだけです。

同じ情報を見ても、違う答えを出せる人も同じではないでしょうか。違う答えが出せるのは「持っている知識が違うから」ではなく「見ている場所が違うから」です。虫の目で細部を見る。鳥の目で全体を見る。魚の目で流れを見る。そして何より、人の感情の流れを見る。この3つの目を持つことで、見える世界は大きく変わります。

考える力とは、特別な才能ではありません。学んだことを、どの角度から見るか。どの位置から見るか。その積み重ねなのです。3つの目を養うために明日からできることを挙げるとするなら、何かを見た時に次の3つの問いを自分に投げかけてみてください。

「本当にそうだろうか」

「別の場所から見たらどう見えるだろうか」

「人の気持ちは今どこへ向かっているのだろうか」

そういった質問を常に自分の中で投げかける仕組みが、あなたの見る目を育ててくれるはずです。

ポイントは「考える」ではなく「気にする」

私は「考え続けろ」という言葉があまり好きではありません。人間はそんなに器用ではないからです。新しい企画を考えなければならない。難しい問題を解決しなければならない。会社の将来について答えを出さなければならない。そんな時、「もっと考えろ」と言われることがあるでしょう。

しかし、考えようと思えば思うほど、かえって頭が固くなって何も考えられなくなってしまうことがあります。むしろ、お風呂に入っている時や散歩をしている時、あるいは翌朝目が覚めた瞬間、そんな時に突然良いアイデアがひらめくことがあります。「どうせなら最初から思いついてくれたら良かったのに……」という気持ちにもなるでしょう。

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