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鬼越・良ちゃん「渡部への暴言を謝罪」も、《"弱者化"した先輩にとどめ刺す》危うさ…"毒舌キャラ"が令和に居場所失った訳

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鬼越トマホーク良ちゃん 渡部建
アンジャッシュの渡部建さんへの暴言について謝罪した、鬼越トマホークの良ちゃん(画像:それぞれの公式X、Instagramより)
  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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これはビジネスシーンでも同様であり、かつては「暴言・毒舌キャラ」がいる職場が珍しくありませんでしたし、若手・中堅の中にもいました。

「この人は毒舌が許される」「あの人だから多少言いすぎてもスルーしておこう」と許容されていましたが、現在ではあまり見かけません。個人の尊重やハラスメントに対する意識が高まるにつれて、組織における「暴言・毒舌キャラ」の居場所がなくなっていきました。

もはや良ちゃんのように「自分は許して」と自ら免罪符を求めていかなければ成立しづらいキャラクターであり、それを続ける以上、いつ今回のような騒動につながってもおかしくありません。特に今回のポストは、暴言キャラや毒舌芸の中に、個人的な感情を込めすぎたという感が強く、だから渡部さんの所属事務所は反発したのでしょう。

良ちゃんと所属事務所の吉本興業が沈黙を続けていたのは、フレーズの選択や確認不足など「自分側に非があった」ことを物語っています。渡部さんの所属事務所が抗議した時点で「ケンカ芸だから」という言い分は通用しなくなり、「ただケンカをしているだけ」の状態でした。

渡部さんへの態度とは違い、松本人志さんにはリスペクトと愛情を感じるコメントを寄せていた良ちゃん(画像:鬼越トマホーク 良ちゃん公式X @sakai026より)

芸風が危ぶまれるほどのダメージを受けた

渡部さんはラジオ出演した際に経緯の釈明をしつつ、笑いに変える芸人らしい対応を見せました。一方、良ちゃんは笑いを交えず「深く反省しています」という謝罪に終始。それでも対応が遅れたことも含めて、芸風が危ぶまれるほどのダメージを受けたことには変わりないでしょう。

もちろん今後のリカバリーは良ちゃん次第。これまで「暴言・毒舌キャラなのにかわいげもある」というポジションでメディア出演してきましたが、今後は愛のあるフレーズ選びなどのアップグレードが求められていくのではないでしょうか。

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