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森にいるだけで免疫が強化される…? 「森林浴」がもたらす驚異的な効果 「抗がんタンパク質」が48%増加した例も

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森の中でリラックスする人物
森林浴には予防医療効果があります(写真:west/PIXTA)
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だが、具体的な働きについては、いまなお研究が続けられている。

自然は病気のリスクを軽減する予防医療

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誤解のないようにいっておくが、フィトンチッドの持つ能力は、けっして従来のがん治療に取って代わるものではない。がんは複雑で多面性を持つ疾患で、専門的な医療行為が必要となる。

その意味では、森林浴やフィトンチッドを浴びることは補完的なアプローチであり、免疫力を上げ、病気のリスクを軽減することを目的とした予防医療として捉えるべきだ。

とはいえ、都市部ではおもに大気汚染が原因で農村部よりもがんリスクが高く、都市生活が免疫系にいい影響を与えていないことは周知の事実だ。

多くの場合、私たちの健康は不確かなもの(目に見えないもの、顕微鏡でしか見えないもの、一見安全なもの)に左右される。そして自然に足を踏み入れると、そこには微小な生命体に満ちあふれた世界が広がっている。

それらは、私たちが吸いこむ空気の中に存在しているのだ。

【実践のヒント】
◯森の中をゆっくり歩く。ハイキングやジョギングではなく、のんびりと散歩をする。目的はゴールにたどり着くことではない。周囲を観察し、自然とつながることができるペースで歩こう
◯チャンスがあれば木を抱きしめる。そうすれば、コルチゾール値、心拍数、血圧が下がるだけでなく、オキシトシンが分泌され、脳のDMN(デフォルト・モード・ネットワーク=ニューロンによってつくられた回路)が活性化される
◯可能であれば、年に数回はキャンプへ行くと、ナチュラルキラー細胞の数が大幅に増える。もっと頻繁に行ければいうことはない
◯森だけでなく、ビーチや海の近くでも時間を過ごす。沿岸地域で暮らす人は、そうでない人よりも心身ともに健康である場合が多い。信じられないかもしれないが、青色が脳波を変え、落ち着きや安らぎをもたらすのが大きな理由だ。海辺の空気も驚くほど気分を向上させる

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