巨大なイベントを支える「システム構築力」
W杯全体では、25万人を超えるスタッフとボランティアが働いている。運営に関するシステムは100以上に達する。そして、それらをカバーするテクノロジーにかかわる関係者だけでも、1200人から1300人にものぼるという。マイアミのTCCでも、60名が3交代制で働き、状況を監視している。TOCの方でも、80人ほどが、毎日2交代もしくは3交代制で働いている。
この構築にかかわったのが、FIFA公式テクノロジーパートナーであるレノボだ。他のパートナーとともにシステムやネットワーク構築を手がけているだけでなく、利用されるPCなども手がける。最終的な出荷総数は2万5000台を超えた。これだけ巨大な事業となると、使うPCやディスプレイの数も膨大だ。その管理だけで大変な手間がかかる。
システム構築の課題は時間短縮だけではない。過去にはこの種のイベントでシステムを構築すると、いつの間にかPCが「どこかへ消える」例も少なくなかった。当然、運営にはその分の負担がかかる。しかしレノボが適切な管理システムを導入することで、その種のトラブルもなくなっているという。

