単にその国の文化や習慣にとどまらず、気候についても同じことがいえます。
たとえば中国はお隣の国で、日本と同じくらいには温かいような気がする。けれども、実は北京は北海道よりも北にあって、冬はとても寒い。緯度によって寒さが違うことを、身をもって知ることができるのです。
あえて日本を飛び出して、別の国へと足を運んでみる。
そうすれば、学校で知識として学ぶことを、子どもも大人も実際に体験できるのです。
子どもの興味の「種をまく」海外旅行
以前、子どもを連れてニュージーランドへ行ったときに、公園で遊んでいるベルギー人の親子に出会いました。
彼らに話を聞くと、3カ月間親子で旅していると言うんですね。
キャンピングカーであちこちを回っているのだそうですが、そんなことをする人は、日本ではなかなかお目にかかることができません。
旅先で、ふだん出会わない価値観の人と出会ったとき。
その瞬間こそが、子どもの「気づき」がたくさん生まれる瞬間なんです。
「全然英語が話せなくても、遊ぶだけなら意思疎通できるんだ!」
「それでもやっぱり、英語を話せたほうが便利かな?」
「この子たちはなぜ、長い旅をしているんだろう?」
「そもそもベルギーってどこなんだろう」
などなど。
その「気づき」が子どものなかで、興味の「種」になるんです。

