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ハンガリーに続き、セルビアも親欧へ揺り戻しか…ヴチッチ大統領が任期満了前に辞任を表明したワケ

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2025年3月、セルビアのベオグラードで行われた反政府デモ(写真:ブルームバーグ)
  • 土田 陽介 三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員
※本記事は2026年7月10日午前7:00までは、無料会員の方は全文をご覧いただけます。それ以降は、有料会員限定となります。

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西バルカンのセルビアで興味深い動きが生じている。アレクサンダル・ヴチッチ大統領は6月27日、反政府デモがやまないなど社会不安が長期化していることに鑑み、2027年5月の任期満了を待たず、数週間以内に辞任すると発表した。この結果、来年に行われる予定だった大統領選と総選挙が年内に前倒しで行われる見込みとなった。

ヴチッチ政権に対するセルビア国民の不満は募りに募っているようだ。そもそもの反政府デモの発端は、24年末に北部ヴォイヴォディナ自治州の州都ノヴィ・サドで生じた事故にある。ノヴィ・サドの駅でコンクリート製のひさしが陥落し、多数の死亡者が出たが、この工事を請け負っていたのが中国企業だったことが問題になった。

反政府機運の高まりは、中国が原因だった

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