本田技研工業(以下、ホンダ)を代表するコンパクトカー「フィット」が、大規模なマイナーチェンジ(大幅改良)を受けて登場。新型が2026年7月10日に発売される。
01年登場の初代モデル以来、25年もの間、ホンダの主力機種として支持され続けているロングセラーモデルがフィットだ。新型では、ライフスタイル別で構成されていたグレード展開を見直し、シンプル化を実施。また、人気の高い一部グレードの内外装をスポーティなスタイルに変更すると共に、装備の充実化も図ることで商品力を強化する。
当記事では、そんな新型フィットについて、メディア向け発表会で取材。主な変更点や新たな魅力などについて紹介する。
ホンダのコンパクトカー「フィット」とは
クラストップ級の広い室内と、独自の2モーターハイブリッド機構「e:HEV(イーエイチイーブイ)」による余裕ある走りなどが魅力のコンパクトカーがフィットだ。
01年に誕生した初代は、燃料タンクを車体後部ではなく中央に設置するホンダ独自の「センタータンクレイアウト」を初採用したモデル。5名乗車の広い室内空間はコンパクトカーの中でも有数の広さを誇り、乗員や荷物に合わせて選べるバリエーション豊かなシートレイアウトも特徴のひとつ。
また、23km/L(10・15モード)という当時の世界最高水準であった低燃費も好評を受け、大きなセールスを記録。発売翌年の02年には、トヨタ「カローラ」が33年間守り続けた新車販売台数1位の座を奪うほどの大ヒットとなった。

