そんなフィットだが、今回のマイナーチェンジでは、まずグレード構成を刷新。多様なグレードがあるものの、複雑な設定で「どれを選んでいいのかわかりにくい」といった従来型に対するユーザーの声に応え、シンプルで選びやすい設定となっている。
新しいグレード構成は、以下のとおりだ。
RS、クロスター、Z、X
Z、X
Zは従来のホーム、Xは従来のベーシックに該当する仕様で、グレード名称をシンプル化。また、RSとクロスターはハイブリッド専用グレードとなっている。なお、リュクスは今回の変更で消滅。高級志向のグレードであったが、さほど人気がなかったようで、残念ながらラインナップ落ちとなってしまった。
商品強化:RS、Zの外観
今回のマイナーチェンジでは、RSとZ(旧ホーム)について、内外装をよりスポーティに変更している。現行フィットのフェイスデザインは、シンプルで親しみやすさが特徴だが、それに物足りなさを感じるユーザーも多かった。例えば、トヨタ「ヤリス」などのように、コンパクトカーらしい落ち着いた雰囲気のなかに、どこかシャープな印象も併せ持つようなデザインを望む声に対応したようだ。
具体的な変更点だが、RSについては、フロントのアッパーグリルとリアのライセンスガーニッシュをピアノブラック化。深い光沢と透明感を持つ漆黒のカラーで、高級感や重圧感も演出する。
また、内装はブラックを基調に、ステアリングやドア内張り、シートなどに赤いステッチを追加。シートは、専用のスエードコンビシートを標準設定するほか、本革シートもオプション設定。これらにより、スポーツカーのコクピットを彷彿させる雰囲気を演出する。

