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世界大学ランキングで東大・京大が連続ダウン、円安が日本の研究力にも打撃…「偏差値で測れない」時代、進路の正解は?

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東京大学と京都大学の校舎
注目されたのは東京大学・京都大学という国内トップ2校の順位低下だ(写真左:テラ、右:KAZE、ともにPIXTA)
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そして26年7月3日、政府は京都大学を国際卓越研究大学として認定・認可のプロセスを進めると発表しました。東北大学・東京科学大学に続き全国で3校目。京大の改革がランキングに反映されるにはまだ時間がかかりますが、東北大の先行例を見ると、数年単位で効果が表れてくる可能性があります。今後の上昇に期待したいところです。

世界の大学競争は、大学単体の努力だけでなく「国としてどれだけ知に投資するか」という競争になっています。資源を持たない日本にとって、人材や研究力は大きな資産。それをどう世界につなげ、育てていくかが、今問われています。

円安が変えた、日本の「人材を集める力」

もう1つ、大学の国際競争において見落とされがちな変化が「円安」です。身近な物価高だけでなく、円安には「世界から見た日本の価値(待遇)が下がる」という重要な側面があります。

例えば、海外の優秀な研究者を年収1000万円で招く場合、1ドル100円なら約10万ドルですが、1ドル150円では約6.6万ドルに目減りします。日本側が同じ待遇のつもりでも、海外から見た価値は大きく変わってしまうのです。

世界トップレベルの研究者が集まる場所は「グローバルな人材市場」です。優秀な研究者には、アメリカ、シンガポール、香港、ヨーロッパなど、世界中の大学や研究機関から声がかかります。そのときに比較されるのは、「日本国内では高い給与か」ではなく、「世界の中で魅力的な条件か」です。

スポーツ選手の移籍市場を考えるとわかりやすいかもしれません。世界トップクラスの選手を日本のチームに呼ぶ際、国内基準だけで年俸を考えていては獲得競争で勝つことは難しい。

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