東洋経済オンラインとは
ビジネス #週刊「すごいベンチャー」

担当者が語るJ-Ships投資拡大の可能性「豊富な金融知識を持つ特定投資家候補は全国にいる」

5分で読める 有料会員限定
古株 貴(こかぶ たかし)SMBC日興証券株式会社プライベート・コーポレート・ファイナンス本部副本部長兼コーポレート・ファイナンス・グループ (写真:編集部撮影)

INDEX

SMBC日興証券は4月に、特定投資家向けの銘柄制度(J-Ships)の同社としての第1号案件をスタートアップのWOTAを対象に成立させ、取り扱いを始めたと発表した。J-Shipsを担当するプライベート・コーポレート・ファイナンス本部副本部長の古株貴氏にこの新たな取り組みがもたらす未上場スタートアップの資金調達の可能性について聞いた。

──4月に公表した際の、反響はどうだったのでしょうか。

未上場スタートアップ企業は、常に資金調達のニーズが存在しており、弊社のプレスリリースを見て、「少しお話を聞いてみたい」というお声を複数得ている。

生成AIの登場に加えて、資金調達の難しさ、イグジット環境の変化など……スタートアップをめぐる環境は大きく変化している。『週刊東洋経済』の恒例特集「すごいベンチャー」を連載化。連載の一覧はこちら

──東証の上場基準の厳格化など、IPO(新規株式公開)のハードルが上昇する中で、特定投資家向けの銘柄制度(J-Ships)をどのように活用していくのが良いと考えていますか。

上場のハードルが上がったからといって、それだけを理由にJ-Shipsの活用余地が出てくるとは捉えていない。

この制度を活用して投資をする特定投資家のお客様は、最終的に投資資金が回収される、つまりエグジット(出口戦略)があることを前提にしている。昨今は IPOに限らずM&Aでのエグジットも増えており、そうした形でキャピタルゲインを得る機会も見据えている。

ただ、上場自体のハードルが高い状態であれば、特定投資家からみても投資しづらくなる側面があると思う。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数