タジキスタンの平均年収は50万円前後とも言われており、つまり今回の“事件”を日本人の感覚に当てはめると、初対面の外国人に数万円の食事を奢った計算になる。その男性がお金持ちだったのは間違いないだろうが、タジキスタン人の粋な計らいに、私は今回の旅で最も嬉しい気持ちになった。
筆者が最後に伝えたいこと
私はこれまでに世界50カ国を旅したが、ご覧の通り、異国ではいつもトラブルだらけ。しかし、だからこそと言うべきか、現地のリアルな温度感や、世界の輪郭のようなものを感じることが多い。
日本は他国に比べて圧倒的に恵まれている一方で、他国にはあって日本にはない“何か”は確実にあるような気がするし、逆もまた然りである。
「日本の常識は世界の非常識」であることを再認識した私は、予想以上に“激アツ”だった中央アジアから帰国。日本の安心安全な水、食べ物、交通マナーに感謝しながら、今日も笑顔で1日を過ごす。
