「銀行が積極的に案件を持ち込んでくる」。大学から中高まで幅広く経営している、ある学校法人の理事長は、水面下で進むM&A(合併・買収)の現状についてそう打ち明けた。
私立大学を運営する学校法人の半数が赤字で、とくに地方を中心に経営は厳しくなっている。ただ、そうした大学は学生、教職員を含めて数千人単位の流動人口を生み出し、賃貸物件や周辺の飲食店などへの波及効果もある。なくなれば地域経済への影響は必至で、新たなスポンサーを求めて金融機関などが奔走しているようだ。
この記事は有料会員限定です
残り 763文字

