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「強い胸痛」や「左肩が痛い」は本当に心臓からのSOS?専門医に聞いてわかった"本当に危ない症状"の見分け方

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「心臓の病気?」誰もが不安になる痛みや違和感があっても実は別の病気であることも……(写真:C-geo / PIXTA)
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たとえば、

・階段を上がると胸が苦しくなる
・坂道を歩くと胸が締め付けられる
・重い荷物を運んだときに胸が痛くなる

「いつもと同じような運動をしたときに、いつもと同じような症状が出る。つまり『再現性』があるのが、狭心症の典型的なパターンです」

こうして「決まった動作で繰り返し起こる胸の症状」は、医師が重視する危険サインの一つだという。

一方で、不規則に症状が起きる心臓病もあるだけに、油断はできない。その一つが「不整脈」だ。

「不整脈は血管というより、電気信号の乱れ、車でたとえるなら『電気系統』のトラブルです。これは運動の有無にかかわらず、ところ構わず症状が表れるのが特徴です。ただ、狭心症にしても、不整脈にしても治療法が確立されているので、過度に心配しないでいただきたいです。気になる症状があれば早めに専門医に相談してみてください」

心臓の弁の動きや血流の状態をリアルタイムで確認できる心エコー(心臓超音波検査)の機器。不安を抱え込む前に早めの検査で安心を手に入れたい(写真:筆者撮影)

1週間で体重2キロ増は危険なサイン

胸の症状以外にも、井上院長が「本物のSOS」として重視するポイントがある。それが「極端な体重の増加」だ。

「いつも通りの食生活をしている中年以降の人が、『1週間で2キロ体重が増えた』としたら、それは注視すべきサインです」

脂肪が1週間で2キロ増えるには、かなりの量の過食が必要だ。普段通りの食事量にもかかわらず急激に体重が増えるのは、別の要素が絡んでいる場合が多い。

それこそが、心不全だ。心臓のポンプ機能が落ちることで水分が全身に巡らず、体に溜まって体重が激増する。本人は「最近ちょっと太ったかな」と思っていても、実際には心臓からの危険なSOSであるケースが多いのだ。

ほかにも、急に靴がキツくなる。ズボンが入らなくなる。指輪が抜けにくくなる。こうした変化も見逃せないサインと言える。

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