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W杯グループ最終戦「対スウェーデン」は"ミラーゲーム"でハメる…怪物FWヨケレスを封じる森保ジャパンの緻密な計算

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日本代表 森保ジャパン
W杯チュニジア戦で2得点1アシストの大活躍を見せた、日本代表FW上田綺世選手(中央)(画像:日本サッカー協会公式Webサイトより)
  • 小宮 良之 スポーツライター・小説家
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ブラジル、もしくはモロッコに勝利するには、「奇跡」が必要になる。それには準備を万全にするしかない。万全の状態の選手を送り出してミスが起こりにくいようにし、相手のミスを得点につなげられるか。

主力というべき選手はいるが、それぞれキャラクターの違いもあるだけに、入れ替えながらベストの組み合わせを探る。そうした工夫がなかったら、上位に勝ち進めるはずはない。

ブラジル、もしくはモロッコを下せても、心身の消耗は激しく、次の試合はセットを変える必要がある。セット入れ替えだけで勝ち抜けるほど甘くはないのがW杯だが、同じセットだけで準々決勝まで勝ち進むのはもっと無理だ。

W杯での「戦略ベース」にすべき法則

孫子曰く「用兵の法は、十なればすなわちこれを囲み、五なればすなわちこれを攻め、倍すればすなわちこれを分かち、敵すればすなわちよくこれと戦い、少なければすなわちよくこれを逃れ、しかざればすなわちよくこれを避ける。ゆえに小敵の堅なるは、大敵のとりこなり」である。

これは「軍を運用する原則は、兵力数が10倍あれば敵軍を包囲攻略し、5倍なら正面攻撃を仕掛け、2倍であれば敵軍を分断し、互角なら必死に力戦奮闘、少なければ巧みに攻撃圏内から退却、散開、うまく敵を回避し、潜伏するゲリラ戦を行う。少ない兵力で真っ向からの戦いを求めるのは、大軍の捕虜になるのがオチだ」という意味である。

要点は、相手の力を推し量って、それに応じて戦い方を変えるべき、という教えである。まさにW杯での戦略ベースにすべき法則だろう。

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