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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

月9ドラマ『サバ缶』で聖地化も、福井・小浜が抱える「敦賀から1時間」の壁…"鯖街道"が見出した《観光持続化への光明》

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サバ缶 小浜
ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』の題材にもなった「若狭宇宙鯖缶」。そのお味は……(写真:筆者撮影)
  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家
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13年度の「北海道公立高等学校入学者選抜の出願状況」によると、『銀の匙』効果なのか、酪農科学科の応募は定員40名に対して68名(道外からの出願11名を含む)となり、前年の32名から倍増しました。

今回は『サバ缶、宇宙へ行く』の影響で、「専門高校」への入学が増えることを期待しています。

「宇宙鯖缶」の開発ストーリーで全国区となった、福井県立若狭高等学校(写真:ましゃいこ/PIXTA)

小浜への観光客流入効果は限定的だが、まだ伸びる?

若狭で獲れたサバは貴重な魚として、昔から山間の道をたどって京都へ運ばれていました。はるばる京都に着く頃にはちょうどいい塩加減になっていたということで、京都の食文化に今でも息づいています。

その道が現在でも残っており、中でもよく使われた「若狭街道」や最短ルートの「針畑越え」などが「鯖街道」と呼ばれ、日本遺産「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 〜御食国(みけつくに)若狭と鯖街道〜」にも登録されています。

道に刻まれた「鯖街道」の起点マーク(写真:筆者撮影)
すぐそばには「小浜市鯖街道ミュージアム」があります(写真:筆者撮影)

特に流通量が多かったといわれる「若狭街道ルート」上にあって、JR小浜線でお隣若狭町の上中駅に乗り換え、JRバスで15分ほどのところにあるのが、ロケ地としても登場した「熊川宿」です。

高校生たちが、鯖缶にとろみを出す「熊川葛」と出会ったのがこの街でした。昔からの宿場町の雰囲気が残されており、道の駅や鯖料理を出す店などがあって人気を集めています。

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