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自らが拍車をかけたガス不足にヨーロッパはどう対処するのか…歴史的低水準であるガス貯蔵

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スペイン・バルセロナ港にあるエクソラム社の石油製品貯蔵タンク(写真:ブルームバーグ)
  • 土田 陽介 三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員
※本記事は2026年6月25日午前6:30までは、無料会員の方は全文をご覧いただけます。それ以降は、有料会員限定となります。

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欧州連合(EU)は4月25日、それまでロシアから輸入していた短期契約分の液化天然ガス(LNG)の輸入を禁止した。この措置はかねて予定されていたが、イラン発のエネルギーショックを受けてガス供給が不安定化した折に、EUが本当に発動するのか注目されていた。しかし、EUは予定通り、この措置を敢行したのである。

こうしたこともあり、EUは歴史的なガス不足に苛まれている。欧州のガス事業者団体であるGIE(Gas Infrastructure Europe)によると、EU27カ国の天然ガスの貯蔵率は6月14日時点で44.3%と過去5年間で最低の水準である。もちろん各国でばらつきはあるものの、非常に厳しい状況であることには間違いはない。

 

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