「ぼくダルマになる。やくそくするよ、おばあちゃん」
「おばあちゃん」が特別な存在だったという人も多いのではないでしょうか?
両親に怒られたとき、そっと慰めてくれるのはおばあちゃん。両親が知らないような、昔の知恵を教えてくれるのもおばあちゃん……。おばあちゃんにだったら、なんでも相談できたという人もいることでしょう。
――幼稚園児の頃ののび太は、よく庭で転んで泣いていました。そんなとき、病床に伏しているおばあちゃんが「コロコロ」とダルマを投げてくれました。
転がってきたダルマは、のび太の目の前で「ピョコ」と立ち上がります。すると、起きてきたおばあちゃんが、のび太に優しく声をかけてくれるのです。
「さ、ダルマさんもおっきしたよ。のびちゃんだって、ひとりでおっきできるでしょ」

