それでも、980円という価格を考えれば、汗をかく日の普段着としては十分に選択肢に入る。
白Tなのに、普通の綿Tとは別物だった
もう1枚試したのが、白の「持続冷感-1℃コットン オーバーサイズ5分袖Tシャツ」だ。価格は980円。こちらも1000円以下で買える。
商品説明では、肌面が汗や水分を含んでいる限り冷感性が持続する素材「EXTREME ICE®」を使用し、表面はコットンで街にもなじみやすいとうたわれている。本体の素材は綿75%、複合繊維25%。見た目はコットン調だが、普通の綿Tシャツとはつくりが違う。
実際に着てみて意外だったのも、そこだった。
生地は綿らしいやわらかさがありつつ、かなり伸びる。感覚としては、コットンの割に薄いゴムのように体の動きについてくるTシャツ、という表現が近い。
袖を通すと、冷感素材らしいサラッとした感触がある。5分袖で肩まわりに余裕があり、オーバーサイズのシルエットなので、体のラインを拾いすぎない。首回りもゆったりしていて、詰まった感じが少ない。
白の清潔感があり、サイズ感もゆったりしているため、薄手のジャケットの下に着るインナーとしても使いやすそうだ。1枚で着るよりも少しきれいめに見せたい日にも合わせやすい。
「持続冷感-1℃」と聞くと、数字のインパクトに目がいく。ただし、ここは過度に期待しないほうがいい。「-1℃」は、実際に着た人の体温が1℃下がるという意味ではないし、真夏の暑さが消えるわけでもない。
それでも、汗をかいた後のベタつきにくさは印象的だった。普通の白Tシャツだと、汗をかいた後に背中や胸まわりが重くなり、肌に張りつく感じが出やすい。だが、このTシャツは、そこが比較的ラクだった。
UVカット機能があるため、日差しが強い日の外出にも使いやすい。「-1℃」という数字より、汗をかいた後のラクさで見るべきTシャツだと思う。

