腕を動かしたときの窮屈さも少ない。襟元にきちんと感があるので、Tシャツ一枚よりも人前に出やすいのもいい。もちろん、商談や会食に着ていく服ではないだろう。だが、近所の買い物や休日の外出なら、十分に使えると思った。
30度超えの日に着てわかった「綿T」との違い
実際に、30度を超える日にこのポロシャツを着て買い物に出かけてみた。
袖を通した瞬間には、接触冷感らしいサラッとした肌触りがある。ただし、「氷のように冷たい」「着た瞬間に暑さが消える」といった大げさなものではない。
違いを感じたのは、むしろ汗をかいた後だった。
家を出た瞬間から暑く、駅まで15分ほど歩いただけで背中に汗が出てくる。その後、冷房の利いた電車や店内に入ると、普通の綿Tシャツなら汗を含んだ生地が肌に張りつき、急に冷たく感じることがある。
ワークマンのポロシャツは、そこが少しラクだった。
もちろん、汗をかかないわけではない。暑い日は何を着ても汗はかく。だが、生地が重くなりにくく、肌に張りつく感じも少ない。外を歩いて汗をかき、冷房の利いた場所に入る。その一連の流れの中で、不快感が長引きにくかった。
一方で、万能ではない。
通気性でいえば、風が抜けるような軽さを期待する服ではないし、素材感はあくまで機能服寄りだ。人によっては、生地の硬さや肩まわりのフィット感が気になるかもしれない。自分はLサイズでほどよいゆとりを感じたが、ゆったり着たい人は試着して選んだほうがいい。

