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「行きつけの店は作らない」「月1人新しい人に会う」…島耕作作者直伝、50代後半の衰えた成長意欲に再点火する仕掛け

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「まだ働かなきゃダメなんですか?」60歳からでもバリバリできる仕事力
「あの人と話すと、いろいろ教えてあげたくなる」と思われるにはどうしたらいいでしょうか?(写真:saki/PIXTA)
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できればビジネス関係の会食には積極的に参加しましょう。人と会い、話をすることでテレビやネットからでは得られない情報や経験に触れることができます。さらに、自分には思いもつかなかったアイデアが出てくることもあります。

僕は、仕事をするうえで大切なことの半分は人脈だと思っています。人付き合いが苦手な人ほど、いろいろなところに出向いて新たな知識を習得したり、ネットワークを築いてほしいですね。

まずはセミナーや講習会、懇親会に参加したり、地域や趣味のコミュニティに参加したりして人脈を広げましょう。志が同じで異業種の人たちに会うと、さらに視野も広がります。

行くのをためらっている人も「自分に合わなかったらやめればいい」くらいの気軽な気持ちで、ひとまずコミュニティに顔を出してみるのがおすすめです。そこで知り合った人脈は貴重な財産になります。

聞き上手になるための作法

ただし、せっかく人と会う機会を設けても自分の話ばかりしてしまっては、情報は集まってきません。「あの人と話すと、いろいろ教えてあげたくなる」と思われる聞き上手になるためには、いくつか守るべき作法があります。

孔子の『論語』に、60歳を指す「耳順」という言葉があります。「六十にして耳順(したが)う」――つまり60歳になれば、何事も素直に耳を傾けて理解ができるようになるという意味です。

僕たちが現役でい続けるためには、この「耳順う」姿勢こそが最大の武器になります。自分より若い世代の人の話を聞いていると、つい「それは違うよ」と言いたくなる瞬間があるかもしれません。しかし、そこで否定から入れば、相手は心を閉ざし、本当に面白い話は二度と出てこなくなります。

相手が何を言っても「なるほど、そういう考え方もあるのか」とまずは飲み込んでみましょう。否定をせずに最後まで聞く姿勢を見せてこそ、相手は「この人なら本音を話せる」と信頼を寄せ、まだ世に出ていない貴重な情報を届けてくれるようになるのです。説教なんてもってのほかです。

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