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「脂肪肝」と診断されたら放置は危険…でも実は「肝臓の脂肪は最初に落ちる!」→専門医が教える《1日1分》習慣

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窓辺で体を伸ばす男性
小さな積み重ねが、肝臓を守り、将来の健康につながります(写真:PIXTOKYO/PIXTA)

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健康診断で「脂肪肝」と指摘されても、自覚症状がないため、そのままにしてしまう人は少なくありません。しかし脂肪肝は、単に肝臓に脂肪がたまるだけの病気ではありません。
近年、脂肪肝は代謝の乱れに関連し、高血糖や脂質異常、高血圧などが背景にある病気として捉えられるようになっています。
成人の3人に1人が脂肪肝ともいわれる今、放置は禁物です。
肝臓専門医の尾形哲氏によると、脂肪肝改善のカギは「筋肉」にあります。まずは3カ月で体重を7%減すると、肝臓の数値が改善することがわかっていますが、このとき、筋肉を維持しながら脂肪を減らしていくことが重要です。
本記事は尾形氏の著書『専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす 鶏むね最強レシピ』より一部抜粋・再編集。筋肉が肝臓を守る理由、代謝異常の診断基準、そして今日から始められる1分体操について紹介します。

脂肪肝は「異所性脂肪」がたまる病気

脂肪肝というと、お腹まわりにつく“内臓脂肪が肝臓にもついている状態”と思っていませんか。実は、肝臓につく脂肪は、内臓脂肪とは違う種類のものです。

私たちの体につく脂肪には、大きく分けて「皮下脂肪」「内臓脂肪」「異所性脂肪」の3種類があります。皮下脂肪は皮膚の下につく脂肪、内臓脂肪は胃や腸のまわりにつく脂肪です。どちらも本来、余ったエネルギーを蓄えるための場所です。

一方、異所性脂肪とは、本来脂肪がつくはずのない場所につく脂肪のこと。肝臓のほか、筋肉、心臓などにたまります。脂肪肝は、肝細胞のひとつひとつに、まるでラーメンスープのアブラのように脂肪が蓄積している状態です。

肝臓は脂質の代謝を担う臓器ではありますが、脂肪をため込む場所ではありません。だから肝臓に脂肪がたまると本来の機能が低下して、脂質や糖の代謝がうまく働かない状態になってしまいます。

近年、脂肪肝は「MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)」という名前で呼ばれるようになりました。単に肝臓に脂肪がたまるだけでなく、高血糖や脂質異常、高血圧などの代謝異常を背景に持つ病気だということです。

現在、成人の3人に1人が脂肪肝とも推計されており、もはや一部の人だけの問題ではありません。しかも日本人では、肥満ではないのに脂肪肝になる「やせ型脂肪肝」が少なくないことが知られています。

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