東洋経済オンラインとは
ライフ

「大金を稼いできたはずなのに」との声も…noteが話題沸騰、吉本ばなな氏はなぜ困窮? 高収入でも「資産が残らない人」の特徴

6分で読める
通帳を見て頭を抱える女性
正論やマネーリテラシーを破壊する「心理的ダメージ」の恐ろしさとは(写真:NOV/PIXTA)
  • 松田 聡子 ファイナンシャルプランナー/群馬FP事務所代表
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

その決断を先送りにすればするほど、最終的なしわ寄せは次の世代、自分の子どもにまで及びます。自己犠牲は美徳ではありません。自分が倒れれば、守りたかったはずの家族にこそ大きな負担がかかります。

マネーリテラシーの土台にあるもの

吉本氏の告白には、どれだけ全盛期に大きな収入があっても老後が安泰とは限らない現実が示されていました。人生は長いようで短く、お金を稼げる時期はもっと短いものです。その「稼げる時期」の中に「お金の貯めどき」が必ずあり、そのときの行動次第で老後が大きく変わります。

お金の貯めどきとは、一般的に支出の少ない期間を指します。具体的には、①独身時代、②子どものいない時期から子どもが小学生くらいまでの期間、③子育てが終わってから定年までの期間、などが挙げられます。この貯めどきを見極め、適切な資産形成をすることが大切です。

そして、この貯めどきに資産を育てていくには、大前提として健康という最大の資本が必要です。健康を失うと、ライフプランは根底から崩れます。

また、資産を守っていくには、「自分の人生のコントロール権を他者に渡さないこと」が重要です。人生のコントロール権がない状態では、どんな投資テクニックもマネーリテラシーも意味をなしません。コントロール権があれば、収入が減ったときに生活を縮小させるといった、理にかなった判断もできるようになります。

マネーリテラシーの本当の土台にあるのは、「自分自身の命と生活を何よりも大切にする」という自己肯定感なのです。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象