絶賛婚活中・34歳女子の嘆き
「なんでしんどいのか、自分でもよくわからないんですよ」
34歳になったばかりの、女友達と呼ぶにはまだ少し早い、でもこれからもっと仲良くなれそうな年下の女性が言った。彼女は絶賛婚活中だ。正確に言えば、のちのち結婚につながる恋愛相手を探している。つまり、「ちゃんと恋愛してから結婚したい」と思っている。
友人に紹介を頼んでみたが、ピンとくる出会いはなかったそうだ。いまはマッチングアプリを使って月に2度くらいデートをしているらしい。月に2度も知らない人と会うのは、それだけで疲れる。彼女ぐらいの年齢の頃、私も同じようなことをしていたのでよくわかる。
「先週の日曜日に会ったのは、お菓子作りが趣味の人でした。クリスマスになると、同僚に頼まれてホールケーキを焼くくらいの腕なんです。写真も見せてもらいました。デザインはちょっと古かったけど、すごくおいしそうでした」
幸先の良さそうな話なのに、彼女の表情は暗い。

