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「じっとり、背中に嫌な汗をかいた…」 吉本ばなな氏がnoteで被虐待・共依存を告白、虐待サバイバーの30歳女性が感じたこと

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娘とママの家庭内暴力イメージ
吉本ばななさんのnote記事を読んで、毒親サバイバーの筆者が感じたこととは(写真:Satoshi KOHNO/PIXTA)
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だが、猫にのめり込むにつれ、母の様子はおかしくなっていった。子にネグレクトをしてきた人間だ。元々正常ではないのかもしれないが、それでも田舎と東京で距離を置き、直接関わらないことで最低限の親子関係は保てていた。しかし、ペットショップで買ってきた猫を亡くしてしまい、母は猫たちに過度な依存をするように――。

気づいたときには、実家の猫が2匹から10匹に

ある日の畑仕事中に足にしがみついてきた2匹の仔猫を拾ったことで、猫に対するタガが外れたらしい。筆者が「ペットショップで買った猫が死んだ」と聞かされたときには、実家の猫が6匹に増えていた。内訳はこうだ。

・ヨボヨボ猫メス(姉)
・ヨボヨボ猫メス(妹)
・仔猫オス(兄)
・仔猫メス(妹)
・ペットショップで買った猫オス
・ペットショップで買った猫メス

これだけでもとんでもないのだが、さらに気づいたときには去勢を控えた猫同士の繁殖行為が起きていた。実家の作りなら、去勢までに隔離はできたはずなのに、なぜ去勢前にオスとメスを離さないのか……。母にそう尋ねると、「かわいそうだから」と返事があった。

よくよく考えてみると、自分の子どもすらまともに育てられなかった人間が、猫の命に責任を持てるはずがなかったのだ。勝手に飼い主として猫を飼っているのではないかと期待していた分、改めて親に失望してしまった。

一方で、猫たちは毛艶も良く快適に過ごしている様子が見えた。猫たちが不幸でないならそれで良いのかもしれない。そんなことを考えている間に、仔猫だったはずのメス猫に4匹の仔猫が生まれていた。

・親子関係を拗らせ、子を愛せる親になれなかった母
・虐待によって今なお抱えるトラウマ
・猫に依存する家族の存在

こうした要素が自分と重なり、吉本ばななさんのnoteを読み終わるころにはじっとりと汗をかいていた。毒親サバイバーである筆者からすれば、決して他人事ではない内容すぎたのだ。筆者にとって、noteに綴られた内容はいつか行く道なのかもしれない……。そんな暗い未来を想像しては、鬱々とした気持ちでベッドに入った。毒親サバイバーの中には、筆者と同じような気持ちになった人も少なくないのではないか。

どうか吉本ばななさんの苦しみやつらさが少しでも昇華され、一歩でも幸せに近い場所でこれからの人生を歩まれることを祈るばかりだ。

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