一方で、フラチェッラが手がけたヌヴォラーリの美しいシルエットは、なんとカーボンコンポジット製パネルで製作されたという。しかも、数あるカーボンコンポジットのなかでも、特に軽量高剛性で、そのぶんコストも高いプリ・プレグタイプをふんだんに使ったとされる。
通常、ベース車が共通の場合、高級なブランドのモデルに高度なテクノロジーやより高価な素材を用いるのが一般的。だとすれば、ヌヴォラーリよりもテメラリオに高級な素材を使うのが当たり前だが、なんとテメラリオのボディーパネルはアルミ製で、カーボンコンポジット製のヌヴォラーリのほうが贅沢な仕様となっている。
生産台数と車両価格について
これは、テメラリオが生産台数を制限しないカタログモデルであるのに対して、ヌヴォラーリはそれよりも格が上の限定生産モデルとされていることに関係がありそうだ。
ちなみにヌヴォラーリの生産台数は世界で限定499台。価格はドイツ国内でおよそ59万ユーロ(約1億1000万円)を想定しているという。それでも、昨今のスーパースポーツカー人気を考えれば、これも瞬く間に完売となることだろう。
