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「肉を食べない」は、かえって肝臓と腎臓を弱らせることも→専門医が勧める"毎日食べたい8つの食品"

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血液や血管、肝臓や腎臓の健康によい食事とは?(写真:takeuchi masato/PIXTA)
  • 栗原 毅 栗原クリニック東京・日本橋院長
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・「ヤ」〈野菜類〉

言うまでもなく、野菜にはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。また、ポリフェノールやカロテノイドなど、フィトケミカルと呼ばれる植物性化合物を含んだ野菜には、抗酸化作用や抗炎症作用など、さまざまな効果が期待できます。生野菜であれば、少なくとも両手に山盛り一杯の量は摂れるように日々のメニューを工夫するといいでしょう。ただし、ジャガイモ、サツマイモなどのイモ類は糖質を多く含んでいるので、過剰な摂取は控えておくほうが無難です。

・「ナ」〈納豆などの大豆食品〉

納豆は日本が誇るスーパー健康食です。納豆のネバネバ成分である「ナットウキナーゼ」には、血栓(血液の塊)を溶かして血液をサラサラにする作用があります。それに、納豆だけでなく、豆腐、油揚げ、おからなどの大豆食品はどれも食物繊維が豊富。糖の吸収をゆるやかにして、血糖値の急上昇を防ぐ作用も期待できます。

ちなみに、納豆は添付のタレの代わりにお酢をかけて「酢納豆」にして食べるのがおすすめです。血液をサラサラにするだけでなく、体内の中性脂肪を減らす作用も期待できるので、肝機能や腎機能が気になる方はぜひチャレンジしてみてください。

「肉よりも魚のほうがいい」は誤解です

この「オ・二・ク・モ・ス・キ・ヤ・ナ」は、血液や血管、肝臓や腎臓の健康によい食事を長年にわたって研究してきた私が最終的にたどり着いたスローガンのようなものです。

じつは、以前は「オ・サ・カ・ナ・ス・キ・ヤ・ネ(お魚好きやね)」を目標にするといいと提唱していました。オはお茶、サは魚、カは海藻、ナは納豆、スはお酢、キはきのこ、ヤは野菜、ネはネギです。ただ、これだと「肉は食べないほうがいいんだ」「やっぱり肉よりも魚のほうがいいんだ」と解釈してしまう人が多く、肉などのたんぱく質摂取の大切さを強調するために「オ・二・ク・モ・ス・キ・ヤ・ナ」に改訂させてもらったのです。

ですからみなさんも日々の食生活で「オ・二・ク・モ・ス・キ・ヤ・ナ」を実践してみてください。

肝臓も腎臓も質のいい血液がたっぷり流れ込むことによって調子よく働く臓器なのですが、こうした食事をしていれば、それを実現していくことができるはずです。ぜひ、肝腎要のふたつの臓器を末永くすこやかに働かせて、これから先の人生の健康に生かしていくようにしましょう。

「オ・ニ・ク・モ・ス・キ・ヤ・ナ」の8つの食品(図解:『長生きしたけりゃ、肝臓と腎臓を同時に整えなさい』より)

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