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《50代の選択》那須移住して「高齢者向け住宅」に住むことに…ゆるやかな繋がりで自分らしい生き方を見つけた人たちの話

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エンドウさん
小学校だった場所を改修し作られた「高齢者向け住宅」での暮らしについて聞いた(画像:那須まちづくり広場提供)
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そんな、ある日、先に移住した化学物質過敏症の方の紹介で、那須まちづくり広場の存在を知り、実際に訪れてみたら、すっかりその環境に魅了されたそう。

「すごく空気が綺麗で、森に囲まれていて、ここで自分たちも何かできたらなという前向きな気持ちになりました。代表の近山さんに、持参したパンとコーヒーを食べていただいたら、とても美味しいと喜んでいただいたんです。

『あなたたちはここで自分のできることすれば、周りの人たちを幸せにできるし、それが自分たちの幸せになるはず』という言葉をかけてくださったことに、すごく胸を打たれました」

タイミング良く、多世代の賃貸住宅に空室があったため、給食室の一角を工房として改装できることとになり、那須に移住した。

庄司さん夫妻。金・土・日の店舗営業のほか、スーパーや道の駅での委託販売も。「最初は不安でしたが、同じように移住してお店を始めた方から『3年は頑張ってみて。3年経つと景色が変わるから』と励まされました。誠実に材料にこだわってつくり続けていたら、本当にそうだなと思いました」(画像:庄司さん提供)
学校の給食室だった場所を好きにリノベーションし、半分を厨房、半分を販売スペースに(撮影:白石知香)

「どうしたら安心して過ごせる?」一言が救いに

那須まちづくり広場では、「障害のある方もない方も助け合い暮らす」という精神が根付いている。個人への対応だけではなく、環境汚染と健康被害があることを鑑み、香害に関するポスターが貼られ、関係者、入居者に、香料入り商品を使用しないよう働きかけている。

「以前は『どうして私があなたに合わせなきゃいけないの』と言われることが多く、孤独を感じていました。でもここでは、住民の方が『どうしたら安心して過ごせる?』と聞いてくださる。その一言が、どれほど私たちの救いになったか分かりません」

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