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《50代の選択》那須移住して「高齢者向け住宅」に住むことに…ゆるやかな繋がりで自分らしい生き方を見つけた人たちの話

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エンドウさん
小学校だった場所を改修し作られた「高齢者向け住宅」での暮らしについて聞いた(画像:那須まちづくり広場提供)
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1年に一度、誕生日にこのプランを見直す入居者もいるという。岡田さんにとって那須での暮らしは、単なる移住ではない。自らの人生を最後まで自分らしく生き抜くための、前向きな「準備」の場でもあるのだ。

岡田さんは現在、おもちゃコンサルタントとしての知識を活かし、広場内で地域の子どもたちに「おもちゃの広場」を開催したり、大人向けの絵本教室や敷地内の山にあるツリーハウスのイベントを担当。夫は在宅ワークでエンジニアとして働いている(画像:那須まちづくり提供)

コミュニティは単身女性の大切なセイフティーネット

70代・エンドウさんの場合

映像作家のエンドウさんは、知人から仕事として、那須まちづくり広場の記録映像の撮影の依頼を受け、2年通っているうちに「ここは日本一理想的な住まいではないか」と確信し、何の縁もない那須に移住してきた。

当時住んでいたのは大阪の都心部で、駅徒歩3分という便利な立地。周囲に商業施設がそろい、生活に不自由はなかった。

「便利だけれど、ここにずっと住み続けるの? と考えると、違う気がして。もっと自然に近くて、人と人の顔が見える暮らしのほうが私にはしっくりくるんじゃないか、と思ったんです。那須に通っているうちに、自分の価値観がどんどん変わっていったんですよね。

幸運なことに、それだけ便利なエリアだから、大阪で購入したマンションは即売却でき、住宅の入居費用や引越し代がすべてまかなえました」

エンドウさんは広場内のシェアオフィスを借り、本業の映像の仕事をマイペースに続けるほか、マルシェで店番を手伝ったりしている(撮影:白石知香)
掃き出し窓の上にさらに高窓を設けるようカスタマイズしたエンドウさん宅。気に入っているのは無垢の床材。「冬でも、素足で部屋の中を歩いても冷たくないんです」(画像:那須まちづくり提供)

現在は70代。大阪時代では経験しなかった、「小さな町」が育む豊かな交流を楽しんでいる。

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