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《50代の選択》那須移住して「高齢者向け住宅」に住むことに…ゆるやかな繋がりで自分らしい生き方を見つけた人たちの話

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エンドウさん
小学校だった場所を改修し作られた「高齢者向け住宅」での暮らしについて聞いた(画像:那須まちづくり広場提供)
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移住を決めた後は、完成までの間、那須まちづくり広場にあるゲストハウスに宿泊しながら、生活圏としての那須を肌で感じるようにした。

観光地としての華やかさではなく、スーパーやホームセンターの場所、夏の暑さや冬の寒さを確認し、生活のイメージを具体化させていった。

「車で20分ほどの福島県白河市に行けば、大きなホームセンターやスーパーがあって、ここなら不便なく暮らせると思いました」

岡田さん夫妻は完成までの期間、東京で開催されていた「人生100年・まちづくりの会」に参加。同じように入居を決めた人たちと「何があったら便利か」「どんな設備がほしいか」など話し合っていた。「これからご近所さんになる方達と事前に交流を持てたのは心強かったです」(撮影:白石知香)

入居後は、サポート体制のありがたさを身に染みて感じたという。

「夫が旅行先で倒れた際に、スタッフが速やかに保険証や薬手帳を郵送してくれるなど、細やかなサポートがあったのは本当に助かりました。体調が悪い時に、自分でつくらなくても食事が頼めるサービスもありがたいです」

単なる移住ではない…前向きな「準備」の場

また、那須まちづくりでは、入居者に対して「ライフプラン」の作成を推奨している。これは、延命治療の希望有無やお葬式の形式、さらには大切な持ち物の整理に至るまで、自らの最期の在り方を具体的に記すものだ。岡田さんは、自身の入院をきっかけにこのプランを書き上げた。

「最初は考えたくないことでしたが、いざ書いてみると心が非常にスッキリしました。自分が意思を伝えられなくなった時、本人が一番困るからです。私は、延命治療の項目に“息子が到着するまでは生かしてほしい”と書き添えました。自分の最後のわがままを書くことで、これからの暮らし方を主体的に選択できたと感じています」

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