したがって、日常会話内で「この人、よくこう言うな」と思うフレーズをチェックしておくといいのだ。
なんとなく聞き流すのではなく、アンテナをしっかり立て、一言一句を逃さないように会話に向き合うことが大切なのである。
なお、次のようなことに注意すれば、相手の口グセを見つけやすくなるという。
「言葉のデータ」を集めて「地雷」を早期発見する
ステップ❶
相手との会話に集中し「頻出するワード」を見つける(多いほどいいです!)
ステップ❷
見つけた口グセの中から「傾向や法則性」を見出す
ステップ❸
その法則性から「根底にある気持ちを考察」してみる
(76ページより)
“データ”は多ければ多いほど精度が増し、地雷の発見が早くなるだろう。
なにしろ人は、意外と同じような話ばかりしてしまうものなのだから(私も、「それ聞きました」とツッコミを入れられることが多いぞ)。
つまり、ステップ❶で言葉のデータがたまってくると、「あ、またこの話だ」と気づく瞬間が訪れるわけだ。それを分析するのがステップ❷。
「あいつまた遅刻か」
「どうせ時間どおりに始まらんのやろ」
(77ページより)
このように“時間に関する言葉”が手を替え品を替え頻出する場合なら、かなりの高確率で「時間にルーズ」がこの人の地雷だということになるようだ。
そして、こうした口グセの地雷が5個も集まれば「リーチ」で、その人が誰かの遅刻や、時間が押している現場で激怒している姿を見たら「地雷確定」というわけだ。
そののち重要なのがステップ❸。その口グセの根底にある気持ちが理解できれば、より“地雷のありか”を特定する精度が増すからだ。
この事例の人が時間にルーズな人を嫌う理由は、おもに2つに分けられるという。
ひとつは「マイペースな人」に振り回されるのが嫌なケース、もうひとつは「だらしない人」のせいで自分の時間を無駄にしたくないケース。

