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「名誉顧問の鈴木敏文氏が私たちに残してくださったのは仕事に向き合う姿勢や価値観、その根底に流れる挑戦の精神であると受け止めています。これらをしっかりと受け継ぎ、進化させられるか。私たちに課せられた責任の重さを深く認識しています」
5月27日、セブン&アイ・ホールディングスは21回目となる定時株主総会を本社で開いた。冒頭で、伊藤順朗会長は5月18日に亡くなった鈴木氏に哀悼の意を表し、その経営姿勢を継承していくと誓った。
会社の速報によると、出席者は前年よりも271人少ない616人だった。総会は午前10時から始まり、約2時間で終了。10人の株主から合計10の質問を受けた。取締役報酬の改定など会社が提案した8つの議案は、いずれも賛成多数で可決した。
株価低迷や加盟店の苦境に厳しい意見
北米のコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタール(ACT)から買収提案を受けているさなかで開かれた昨年の総会とは違い、今年はさほど大きな話題がなかったこともあって、総会前まで「今年の総会は無風だろう」との見方がもっぱらだった。
ところが、株主からは辛辣な質問が相次いだ。
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