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現地レポート!CEOに聞いたフェラーリ「ルーチェ」投入の意図、そして前衛的なデザインの真意

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ローマ「チッタ・デッロ・スポルト」にて筆者とルーチェ(写真:Ferrari)
ローマ「チッタ・デッロ・スポルト」にて筆者とルーチェ(写真:Ferrari)
  • 越湖 信一 PRコンサルタント、EKKO PROJECT代表
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たくさん売ろうとせずとも、ファンが熱狂的に飛びつくというこの稀有な構造は、他社のBEV計画の後退とは次元が異なる、跳ね馬ならではの確固たるブランド力と深謀遠慮なプロットが生んだ違いであると言える。

ルーチェがまごうことなきフェラーリであることは実車を見ればすぐにわかるだろう(写真:Ferrari)

思えば、このルーチェが世界に向けて初めてその姿を現した舞台は、ローマの「カラトラヴァの帆」とも呼ばれる「チッタ・デッロ・スポルト」であった。フェラーリにとって、この地と日付には決して忘れることのできない情熱の記憶が刻まれている。

今から79年前の1947年のこの日、カラカラ浴場を囲むサーキットで開催されたローマGPにおいて、フェラーリは「125 S」を駆るフランコ・コルテーゼの手によって、歴史的な初勝利を挙げたのだ。

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想像を絶する跳ね馬の伝説が始まったあの運命の日から79年。フェラーリが再びローマの地を選び、可能性の限界を書き換えるプロジェクトを披露したことは、過去と未来を一本の美しい線で繋ぐための、あまりにも劇的な演出だったと言わざるを得ない。

未来の道を照らすというその名に違わず、ルーチェはBEVという新たなキャンバスに描かれた、紛れもない純血のフェラーリなのである。

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