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「クソみたいな構成」 石丸伸二も出演、恋リア『恋愛病院』が配信終了後も波紋呼ぶワケ…浮き彫りにした《2つのタブー》

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恋愛病院
出演陣からして異色のテイストだった、ABEMAの恋愛リアリティショー『恋愛病院』(画像:ABEMA公式サイトより)
  • 霜田 明寛 ライター/「チェリー」編集長
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「フォロワー減るかも」発言がきっかけとなり、恋リア内で「売名のために参加しているのか?」という議論が行われるという異例の事態に発展したのである。

売名目的で恋リアに出演していないか――。

これは、すべての恋リア出演者に抱かれている“疑惑”ではある。

特に現在のように、各配信サービスが注力して恋リアを作り、盛り上がっている時代においては、恋リアに出演すれば、知名度が上がることはほぼ確定している。

そしてそれは、一度世間から忘れ去られた芸能人にとっても、また、知名度が票数に直結する政治家にとっても“オイシイ”ものであることは、今回の番組の出演者ラインナップが証明していると言ってもいい。

一方で、基本的にすべての恋リアは出演者が“恋愛をしにきている”体裁で作られている。そうじゃないと、視聴者も没入できない。出演者の思惑はそれぞれだろうが、あくまで、“恋愛をしにきている”前提で出演者は振る舞い、それに視聴者が感情を動かされるのが恋リアである。

“恋リアでありながら恋リアの存在を俯瞰する”番組

つまり「売名のために恋リアに出演している」は、仮に事実であってもタブーなのである。それを番組内で言及するなどもってのほかである。だが、この番組は出演者同士の「売名なのか」という議論を流すことによって、恋リアの“隠されていた本質”をついてしまった。

そして、メタ的な視点を持つ、“恋リアでありながら恋リアの存在を俯瞰する”番組になったのである。

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【序盤からメタ的な視点を内包していた】

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