「フォロワー減るかも」発言がきっかけとなり、恋リア内で「売名のために参加しているのか?」という議論が行われるという異例の事態に発展したのである。
売名目的で恋リアに出演していないか――。
これは、すべての恋リア出演者に抱かれている“疑惑”ではある。
特に現在のように、各配信サービスが注力して恋リアを作り、盛り上がっている時代においては、恋リアに出演すれば、知名度が上がることはほぼ確定している。
そしてそれは、一度世間から忘れ去られた芸能人にとっても、また、知名度が票数に直結する政治家にとっても“オイシイ”ものであることは、今回の番組の出演者ラインナップが証明していると言ってもいい。
一方で、基本的にすべての恋リアは出演者が“恋愛をしにきている”体裁で作られている。そうじゃないと、視聴者も没入できない。出演者の思惑はそれぞれだろうが、あくまで、“恋愛をしにきている”前提で出演者は振る舞い、それに視聴者が感情を動かされるのが恋リアである。
“恋リアでありながら恋リアの存在を俯瞰する”番組
つまり「売名のために恋リアに出演している」は、仮に事実であってもタブーなのである。それを番組内で言及するなどもってのほかである。だが、この番組は出演者同士の「売名なのか」という議論を流すことによって、恋リアの“隠されていた本質”をついてしまった。
そして、メタ的な視点を持つ、“恋リアでありながら恋リアの存在を俯瞰する”番組になったのである。
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【序盤からメタ的な視点を内包していた】
