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みずほ銀行が楽天銀行に10.52%出資、資本業務提携を締結…個人から法人まで幅広い領域で提携効果を加速

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(写真:ブルームバーグ)

楽天銀行は20日、みずほフィナンシャルグループ(FG)傘下のみずほ銀行から出資を受け入れると発表した。みずほ銀行の出資は議決権比率で10.52%となる。10月1日の完了を見込む。

楽天銀行はみずほ銀行と資本業務提携を結ぶことも発表した。楽天グループは2月、一度中断していた金融事業の再編を再開すると発表していた。みずほFGはこれまで、楽天証券に49%、楽天カードに15%出資しており、このうち楽天カードへの出資分を楽天銀行の株式に交換する。

金利のある世界の到来で、銀行にとって預金獲得の重要性は増している。大手銀行やインターネット銀行が入り乱れて競争が激しくなる中、楽天グループとみずほFGは新たな態勢で個人から法人まで幅広い領域で提携効果を加速させたい考えだ。

再編により、1650億円を出資していたみずほ銀による楽天カードの出資はなくなる。新たな楽天銀行との提携では、みずほ銀の法人向け貸出債権を楽天銀行に販売することなどで連携を図る。

また、一連の再編により、楽天銀行は完全子会社として楽天カードと楽天証券ホールディングスをぶら下げる形になる。楽天銀行は2028年3月期に約330億円、中長期では年850億円以上の経常利益の押し上げ効果を狙う。銀行、カード、証券の各サービスを組み合わせて顧客を獲得することで、さらなる利用者の増加を見込めるとしている。

著者:鈴木英樹

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