同委員会のジェームズ・カマー委員長(共和党)はFOX Newsに対して「世界には、我々の知識と核の力を欲しがっている国が数多くあることは周知の事実だ」とし、外国からの干渉の可能性を示唆した。「当委員会は、これを国家安全保障上の脅威と見なし、優先課題のひとつと考えている」と述べた。
同委員会のメンバーであるエリック・バーリソン氏(共和党)も、「これは外国による工作のあらゆる兆候を示している」とし、アメリカ国民はもっとこれを懸念し、中国、ロシア、イランを捜査対象とするべきだと主張した。
一方、同委員会のジェームズ・ウォーキンショー氏(民主党)は、調査することには同意しつつ、連続しているように見える問題の背後に、なにか組織的な動きがあるとの考えに確信はないと述べている。
NASAの広報担当者であるベサニー・スティーブンス氏は4月下旬、一連の失踪や死亡に関して「NASAは行方不明の科学者に関して関係機関と連携・協力している。しかし現時点では、NASAに関連する事案で国家安全保障上の脅威となるものは何も見当たらない」とSNSに投稿した。
全員が科学者というわけではない
なお「科学者の失踪・死亡事件」と報じられてはいるものの、実際のところは、全員が科学者というわけではない。上で紹介したとおり、その職種は警備員や事務員、電気技師など多岐にわたる。また全員が互いに関わりを持っていたわけでもない。
さらに、失踪・死亡した人物の家族の中には、何らかの陰謀に関わっていたとされることを公に否定している者もいる。
たとえば、最初の死者となったマイケル・デヴィッド・ヒックス氏の娘、ジュリア・ヒックス氏はCNNに対し、父親には以前から健康上の問題があったと述べ、FBIらが開始した捜査に父親が関与していると考えるべき論理的な道筋は全くなく、「笑ってしまう」と述べている。
カール・グリルマイヤー氏の妻も「事実は明らかで、それは公になっている」以上、他の人々との関連を疑うのは「まったくのナンセンス」だと英BBCに語った。
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【トランプ大統領「かなり深刻な事態だ」】
