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中国・吉利汽車がフォードのスペイン工場の一部を買収? EUの「現地生産促進」法制化控え、駆け込み進出増加の可能性も

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CATL(寧徳時代新能源科技)がハンガリーに建設したEV電池工場。中国勢のEU進出は今後どうなるか(同社ウェブサイトより)

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スペインの自動車業界ニュースサイト「ラ・トリブナ・デ・オートモシオン(La Tribuna de Automoción)」はこのほど、中国の民間自動車大手、吉利汽車集団(ジーリー) が、アメリカの自動車大手、フォード(Ford) のスペイン工場にある生産ラインを買収することで合意したと報じた。

本記事の出稿時点では、吉利汽車からのコメントは得られていないが、EU(欧州連合)がEVなどの現地生産促進の法制化を進めている中で、同様の動きが駆け込み的に増加する可能性がある。

EVの現地生産比率7割以上を義務づけへ

EUの執行機関である欧州委員会は3月、「産業促進法(Industrial Accelerator Act)」の草案を公表した。同草案には複数の新たな規制措置が盛り込まれており、特に公共調達や政府補助金を受けるプロジェクトに対し、「EU製」であることを条件とする点が注目される。

電気自動車(EV)を例に取ると、法案の発効から6カ月後以降、公共調達や補助金支給の対象になるためには、EU域内で完成車に組み立てられること、車載電池を除く部品コストの70%以上がEU域内で生産されていること、車載電池の主要3部品もEU域内で生産されていることが条件となる。発効から3年後には、これらの現地化要件はさらに強化される見通しだ。

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【中国勢のヨーロッパ進出はどうなる?】

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