――2025年度は米関税の影響の不透明さから、業績予想を初めて幅つきで開示しました。しかしその後は上方修正が続き、売り上げは2.5兆円、純利益は1956億円といずれも過去最高の業績を達成しました。
外部環境のダイナミズムは今後一層増していくと感じた。TDKでは情報収集のために世界各地に地域本社を置く体制をとっており、視野を広く保つよう心がけている。だが外部環境は当社では変えられない。不安定な時期だからこそ情報収集をしながらも、生産性や製品クオリティーといった「自力」を高める。自分たちでできること、やるべきことはする。健全な危機感を持って環境変化に立ち向かっていく。
全製品がAI市場にマッチ
前期は売り上げとすべての利益段階で過去最高を計上し、配当も上方修正できた。一部受動部品はバッテリーEV向けが調整局面となったが、ハイエンドスマートフォンは堅調に推移し、データセンター向けのHDDヘッドおよびサスペンションが想定以上に伸びた。
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