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スースー感"80倍"の商品も! 夏を待たずに「強チョコミント」人気が過熱、現代人がハマる「食べるリフレッシュ」の衝撃

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チョコミントクレープ
銀座コージーコーナーが4月10日から販売している「チョコミントミルクレープ」(写真:銀座コージーコーナー)
  • 市川 歩美 ジャーナリスト/チョコレートジャーナリスト
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チョコミントはSNSで盛り上がりやすい。チョコミントファンは「チョコミン党」と呼ばれ、新商品を積極的に試して投稿する。

「チョコミン党さんは情報に敏感でSNSでの発信スピードが速く、熱狂的な方が多いです」(よーじや広報の東さん)

「店頭とSNS上のお声を商品企画に生かしています。SNSでは、弊社商品へのクチコミはもちろん、他社チョコミント商品に関する投稿も参考にしています」(銀座コージーコーナー広報担当)

一方で、「歯磨き粉みたい」といった苦手派の反応も話題になる。好き嫌いが分かれ、賛否両論あること自体が、SNSで広がりやすい構造を生んでいる。

さらに強いのが、色の力だ。ミントグリーンとチョコレートブラウンの組み合わせは目にとまりやすく、涼しげな見た目は、夏のタイムラインに映える。味わうだけでなくSNSで盛り上がりたい消費者の気分にも、チョコミントはうまく重なっている。

チョコを「軽くする」ミント

チョコを専門とする私から見れば、ミントとチョコはやはり夏に相性がよい。チョコレートには甘さ、油脂感があっておいしい一方で、気温が上がる季節に重さを感じることがある。その点、ミントの清涼感は後味を軽くし、夏にチョコを食べやすくしてくれる。

銀座コージーコーナーが販売している「チョコミントサブレ」(写真:銀座コージーコーナー)

チョコミントは今も期間限定商品が多く、夏のフレーバーという印象は強い。しかし近年は、アイスに限らず、ケーキ、ミルクレープ、焼菓子、飲料、大福、ロールケーキなど、さまざまな食品に広がっている。春先から手に取れる商品も増え、やさしいミントから強いミントまで、清涼感や刺激の強さを選ぶ時代にもなっている。

甘いもので一息つきたい。刺激でしゃきっとしたい。SNSでも楽しみたい――。そうした日常の小さな欲求に、チョコミントは応えている。清涼感や共有したくなる見た目にも支えられ、売り場に並ぶ時期と楽しみ方は年々広がっている。

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