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「褒める・叱らない・見守る」をがんばる親ほど苦しくなる理由「子育てSNSを真に受ける人」が陥りがちな"3つの誤解"

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わざとらしい褒め方は、子どもにすぐに見抜かれてしまう(写真:hidez / PIXTA)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

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【質問】
SNSで「褒めて育てる」「叱らない」と知り、実践しているのですが、どこかうまくいきません。褒めても響いていない感じがあり、叱らないようにすると甘えさせてしまっているのではないかと思いイライラしてしまいます。何が間違っているのでしょうか。
(仮名:山田さん)

子育てでよくある「誤解トップ3」

「褒めても響かない」「叱らないようにすると甘えがエスカレートする」こうした行き詰まりを訴える親御さんが、ここ数年で急激に増えています。

その要因のひとつはSNSや書籍で広まる、「褒めて育てる」「叱らない子育て」「見守る」といった言葉です。一見正しそうに見えるアドバイスですが、本質を理解せずに表面だけを真似てしまうと、親子関係にむしろマイナスの影響を与えてしまうケースが少なくありません。

筆者は年間約3000件の個別相談に応じてきた中で、特に気になっている「子育ての誤解」があります。まさに山田さんが実践されている2つは、誤解されやすい典型例です。さらにもう一つの誤解を加え、子育てでよくある「誤解トップ3」についてお伝えします。

【子育てのよくある誤解 トップ3】
誤解その1「子どもをどんどん褒める」
子どもは“わざとらしさ”を本能で見抜いている

誤解その2「叱らない」
目指すべきは“叱らない親”ではなく“適切に叱れる親”

誤解その3「子どもが変わるまで待つ(見守る)」
→不安や期待を抱えたままの“監視”になりやすく、親子ともに苦しくなる

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【「褒めて育てる」の大きな落とし穴】

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