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東大と京大の英語はどちらが難しい? 東大合格者が語る、「思考の速さ」問う東大と「思考の深さ」問う京大の差

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入試
東大と京大、どちらの英語が難しいのか(写真:Fast&Slow / PIXTA)

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東大と京大では入試問題の傾向が異なります。新刊『東大・京大入試で培う 多面的に物事を深く捉える複合的思考力』を上梓した西岡壱誠氏が紹介します。

「東大と京大は、どちらの入試の方が難しいのか」。受験の世界では昔から繰り返し語られてきた問いです。けれど、この問いに単純な一言で答えるのは本当はかなり難しい。なぜなら、両大学の入試は、同じ「学力」を測っているように見えて、その実、かなり違う能力を見ようとしているからです。

東大英語は「思考の速さ」京大英語は「思考の深さ」

その違いは、英語という一科目を見ただけでもはっきりわかります。あえて一言で表すなら、東大英語は「思考の速さ」を、京大英語は「思考の深さ」を問う試験です。

東大英語の特徴は、何よりもまず問題量の多さにあります。120分という試験時間の中で、実質的には9問前後を処理しなければならず、内容も要約、リスニング、英文和訳、英作文、小説読解と非常に幅広い。ここまで多彩な形式を一つの試験に詰め込む大学は珍しく、しかもそれぞれを一定の精度でこなすことが求められます。

要約問題を毎年のように出題する大学はそう多くありませんし、英語で小説を読ませる入試もかなり特殊です。

ただし、東大英語は一問一問が極端に難解かと言われると、必ずしもそうではありません。むしろ、深く考えすぎれば時間を失うように設計されている。つまり東大が見ているのは、「難問をうんうん考えて解けるか」以上に、「多くの情報を、限られた時間で、速く正確に処理できるか」なのです。

文章の骨格をつかみ、重要なポイントを見抜き、必要な答えを過不足なく出す。その処理能力こそが、東大英語の本質だと言っていいでしょう。

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【東大は知識の運用力を問う試験】

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